奈良医院だより №459

       

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奈 良 医 院

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令和7年3月1日      
(2025年)          

 「あきた鹿角国スポ2025」に帯同して

   奈 良 正 人

  「サキホコレ 君の勇姿よ雪原に」をスローガンに、去る2月13日~16日秋田県鹿角市で開催された第79回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団スポーツドクターとして12日現地入りし最終日の16日まで帯同しました。選手団は役員、監督、コーチ、選手総勢103名。今回はスポーツドクター2名。秋田労災病院整形外科医の関展寿先生と共に選手宿舎である大湯温泉「龍門亭千葉旅館」に同宿し選手団をサポート。数年前から帯同ドクターとして参加いただいた大館市立総合病院外科の吉原秀一先生は今回、救護所の医療班として1日目と2日目、3日目は吉原綾子先生、4日目は丹代諭先生と交代しながら参加していただきました。私も関先生と毎日救護所に顔を出し救護所ドクター、看護スタッフの皆さんと連携し、下腿骨折、膝靭帯損傷、足関節捻挫、気管支喘息発作、脱水症の患者さん等に対応し、チーム帯同ドクターとしてより、救護所ドクターの応援作業を多くしてきました。13日午後3時から鹿角市文化の杜交流館コモッセで開始式、4時半から、秋田県選手団の結団式が千葉旅館で行われ、今大会の活躍にエールを送り選手たちを競技会場に送り出しました。それぞれの競技開始まで、選手たちの身体的状況に問題なく、ドーピング検査対応を含め、役員ミーティングで情報交換しておりました。競技期間中も、体調不良を訴えてドクタールームを訪れた選手も無く、大会全体でもコロナ、インフルエンザ等の発症報告も無く、宿舎内では暇であり良い大会であったと思っておりました。ただ3日目、大回転競技中の秋田県選手が転倒し下腿解放骨折を起こし救護所でシーネ固定して秋田労災病院に救急搬送。土曜日でしたが、その日のうちに、緊急手術していただきました。
 大会には、本部役員として秋田県スキー連盟理事北秋田市在住の中嶋誠氏、秋田県スポーツ協会競技力向上対策課長でスポ少卒団員の佐藤興氏。競技部門では佐藤太一、松橋健斗(秋田北鷹高教諭)のコーチ陣、藤本孝輔(中央大:北鷹高卒)堀内幸大(北秋田市消防本部)、藤本伊吹、菊池泉士郎、清水快真、本間大地、本間幸一、外崎優芽、石田葵(秋田北鷹高)等距離陣。佐藤範朋アルペン監督(鹿角高教諭:北秋田市出身)、石成幸将(北秋田市スキー連盟)アルペンコーチ。鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の卒団員で鷹中~青森県柴田学園大付高の森川栞奈選手も青森県の選手として登録し、少年女子1番スタートで参加していたアルペン陣。毎回の事ながら、当院の患者さん、スキー関係者、各県の役員の方々等面識のある多くの方々ともお会いし交流でき忙しくも楽しい4日間でした。昨年参加しなかった分、思い出深い大会となりました。
 競技会では成年女子Aクラシカル優勝を始め、大回転、スペシャルジャンプ、クロスカントリー競技、ジャンプ複合競技、女子リレー準優勝、少年男子リレー、成男子リレー等各種目でまんべんなく入賞しましたが、総合点では北海道、長野、新潟に追いつけませんでした。
 天皇杯4位、皇后杯2位で昨年より1つずつ順位を落としたものの、スキー秋田の強さを見せつけ、全国の4強を維持できたのは良かったと思われた国スポでした。期間中休診させていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許しいただければ幸いです。


                 てんじゅ裏